タイトル:学習の順序
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技術は段階を追って確実に…

 指圧は「実技に始まり実技に終わる」と言っても過言ではなく、実技を通して様々な事を学びます。漢方や諸々の知識は技術の修得状況に合わせて学習します。具体的には以下のように各段階に分けて学習して行きます。難しそうに見えますが決して難しくはありません。

押圧の基本技術を学ぶ

 大半の方は押圧方法が不完全ですので、まず「圧し方」から学習します。圧し方を学びますとクセの無い技術が身につきます。順序としては
   ?@押圧の基本技術
を学び、圧し方の基本を身に付けます。基本押圧をマスターしましたら次は
   ?A基本全身指圧(入門セミナー用)
を習得します。これは次の本格的な指圧を学ぶための土台となるものです。構成は「仰臥指圧」と「伏臥指圧」の2パターンになっていますが、共に実践的な構成になっており現実の場面でも充分に活用できるものです。この指圧の練習を通して押圧センスを身に付けます。尚、家庭で活用する程度ならこのレベルで充分です。

本格的な「全身指圧」の操法を学ぶ

 第一段階の基本全身指圧に習熟しましたら、更にステップアップした
   ?B全身指圧(初級セミナー用)
に挑戦してもらいます。この指圧がプロが行う実際の「全身指圧」です。?Aとの違いは操作が緻密なことで、「座位」「横臥」「伏臥」「仰臥」「頭部・顔面」「全身調整」の6パターンあります。手順を覚えるまで多少の時間は掛かりますが、第一段階が充分消化されていれば決して難しくありません。この全身指圧を確実にマスターする事が経絡指圧習得のポイントです。またここの習得が後半の臨床技術習得に大きく影響します。

経絡の扱いとそ基礎知識を学ぶ

 漢方の基礎知識と経絡の性質などを実技を通して学んで行きます。
 まず経絡を掴む技術です。経絡は目には見えませんが原始感覚を利用しますと認識できるようになります。そのためには
   ?F経絡の実感
   ?G経絡のトレース
の方法を学び習熟します。
 経絡指圧のバックグラウンドとなる漢方知識としては
   ?H陰 陽
   ?I虚 実
が大切です。この二つは経絡指圧の技術を駆使するための必須知識です。とくに実務的に掴んでおく事が必要で、実際的な説明をします。
 また「陰陽五行」の考えは殆んど必要ありません。(不必要という事ではなく、使う場面がない…という事です)

証診断と臨床実技を学ぶ

 臨床段階になりましたら、まず臨床実技の感覚を掴むために
   
?J病気別の指圧パターン
を練習します。この実技パターンは?Bの全身指圧から部分部分を取り出し、その症例に合わせて組み立てたものです。また臨床手技として新たに
   
?K腹部の按圧と肘圧
の技術も必要になってきます。これは?Bで一応の技術は学びますが深堀します。
  診断の技術も学びます。経絡指圧では腹部を按圧して
   
?L証診断
を行います。その技術を修得します。更に体表の経絡を押圧しながら経絡の歪みを掴みます。これらが把握できれば、それを基にして治療後に
   
?M証の吟味と予後の判定
をします。これは症状と経絡の歪みの関連を考察して、体調を判断し予後の判定をするものです。