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 どの程度時間をかければ経絡指圧は身に付くのでしょうか。もちろん希望レベルによって習得までの期間は違います。ここでは3つのレベルに分けて解説します。それ以外のものはこの内容を参考にして類推して下さい。一般的に言いますと独習よりセミナー参加の方が確実に身につきます。しかし独学でも周囲の人に稽古台になってもらい、繰り返し練習しますとかなり上達します。指圧学習のコツは「上手より丁寧」です。仮に疑問点に遭遇しても、自分なりに解釈し丁寧な指圧を心がけますとかなり上達するものです。

 家族や周囲の知人や友人に指圧をしてあげたい程度なら、習得までの期間は短期間で済みます。例えば「基本全身指圧」を教材で覚えて一通りの指圧をしてあげたい場合なら、大体1〜2ヶ月きちんと行えば覚えられます。このケースの場合は一人独習の形になりますから、多少の技術の間違いは仕方ありません。相手に指圧の感じを聞きながら学ぶことになります。
 またセミナーの参加で学ぶ場合は講師からアドバイスを貰いながら学習することになりますので、正確な指圧技術が習得できます。このケースの場合は習得まで7ヶ月(月一回の講座の場合)程度です。この段階でしたら基本的な手技を学べば十分ですので比較的簡単に習得できます。

 プロの治療師が自分の持つ技術に付加して指圧を業務に生かしたい場合です。この場合、その治療師がどの程度指圧の基本技術を持つかで期間が変わります。ほとんど指圧的な手技を使ったことがない場合は「一般」の方と変わらないわけですから上の項と同じになります。
 多少でも指圧的な手技を使用している方ならば、もう一段上の「全身指圧」にトライできます。教材で言うと「臨床のための『全身指圧』」になります。これを独学で学習しますと、全10巻で各巻一ヶ月程でマスターできます。必要な巻を選んでトライすればよいでしょう。疑問や間違いなどは自分なりに解釈して進めて行くことになります。ただ多くの人をみていますと、独学でもかなり正確にマスターしている人が多いのであまり心配はいりません。また全てを学ぶ必要はないでしょうから、自分自身の希望によってより短期間に覚えられます。

 本格的にマスターして、経絡指圧のエキスパートになりたい場合です。この場合は基本から徐々に上がってゆくパターンを取ります。当会のセミナーで言うと「入門」、「初級」「中級」と上がって行きます。その間、「症例練習」や「診断セミナー」などにも随時参加して脇を固めて行きます。従って入門から初級終了まで1年4ヶ月(毎月1回で計16回)です。それから臨床クラスの「中級」に参加する事になります。ここは応用なので「これで終わり!」と言うレベルはありませんが、参加者をみていますと1〜2年は通っているようです。熟練すると目に見えて上達して行きます。
 教材学習で習得を目指す方はDVDを利用します。「臨床のための『…』」シリーズがこれに該当します。全24巻ありますので、この視覚教材を利用して学習します。独学ですから疑問点が多く出て来ますので、メールで質問したり時にはセミナーにも参加したりしながら学んで行くことになります。個人のペースにより学習期間ではまちまちになります。