平成22年3月より行われていた「症例練習セミナー」は本年2月をもって終了し、4月より「臨床応用セミナー」として新たにスタートします。
新しく始まる「臨床応用セミナー」は今期同時に開講する「中級セミナー」の上位に位置するセミナーです。「症例練習セミナー」ではテキスト「経絡指圧の技法」の症例を中心に解説しその実技内容を実際に練習するというセミナーでした。これは初級セミナーで学んだ全身指圧の技法に習熟するという目的でしたが参加者の習熟度が上がるに連れて、経絡の虚実や証診断、治療法のアプローチなど更に上位の内容が求められて来ました。
「臨床応用セミナー」ではこれまで学んだ知識と技術を元にそれをどのように現実の治療に生かすかを学ぶセミナーです。現実の治療場面ではセミナーで習った知識がそのまま役立つ場面は滅多にありません。大半が応用であり、これまでの知識と技術を組み合わせて使う場面が大半です。このセミナーでは経絡の虚実や証の使い方、また経絡図の利用の方法、そして各患者に対するアプローチ法などを参加者をモデルにして実践的に訓練するものです。
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