北千住駅前の丸井11階にあるシアター1010でありました。当日会場に集まった方は60名くらいでした。演者の槙さんは日本最古の漢方書「医心方」の翻訳者として業界では有名な方です。
鑑真和上は井上靖の小説「天平の甍」でも高名な僧として紹介されていますが、他方漢方医としても極めて勝れた方で歴代の天皇の治療にも携わったとの事。そのあたりのお話しを当時の医療観を交えてお話し下さいました。
経絡についても「目に見えない経絡を当時は何らかの方法で見つけだしたのでは…」とおっしゃっていたのが印象的でした。
平成23.6.6