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  テキストで学ぶ経絡指圧 実践! 経絡治療の原理 

Part.1

Part.2

商品仕様:
B5判、57頁
発行年月: 2015年2月
価 格: 3,500円(送料別)
商品仕様: B5判、79頁
発行年月: 2015年5月
価 格: 4,500円(送料別)
現場はまさに「応用問題」だらけ
 「指圧や整体の実技を覚えて、さあ現場へ…」と乗り出してみたものの、その現場は教科書とは大違い。様々な利用者が来られて「こんなの、習ってないよ」と面食らうことがあります。また形どおり行おうと思ったら「ここだけでいいよ」と言われたり、硬いコリでこちらの指が逆に痛くなったり、酷いトラブルを抱えた利用者から「これを治して…」と言われてビビったりとか…。とにかく実際の治療の現場では、学校や講習会で習った知識だけでは、太刀打ちできない事が多いです。ですから実際に様々な利用者さんに対応するには、具体的で実務的な知識が必要になるんですね。現場は「応用問題」だらけなんです。

★施術の迷いを解決できます…★
 現場では「どうしたらいいんだろう」と皆考えます。例えば背中がカチカチに凝っている。指で精一杯押しても、少しも柔らかくならない。指が痛くなってきた、でも症状は変わらない…。そこで「どうやって施術しよう」と迷ってしまうんです。また腰や膝が痛くて寝返りもできない方が来た。しかも施術台に横になるのも辛そう…。でも施術をするには、多少体位を変えたりしないと。その時「痛くて、動けません」と言われたら…。経験した事のないポジションで施術するしかありませんよね。そこでまた「どうやって施術しよう」と迷ってしまうんです。どうでしょう。ありませんでしたか、そんな経験が…。

★「漢方の知識」を習得できます…★
 現場でそんな場面に遭遇したら「まず基本に戻って考える」が原則なんです。なぜなら臨床技術は「基本の積み重ね」だからです。まず一旦出発地点に戻って冷静に考えてみる。すると案外良い考えが浮かぶんです。その時「指標となる知識」が欲しいですよね。それが指圧では「漢方の知識」なんです。これが基本となる出発点です。「よし、こうしよう…」と判断できる知識です。とくに施術の現場では、難解な机上論は必要ありません。ポイントを押さえた具体的な知識だけでいいんです。本書で指圧に必要な漢方の知識を身に着ける事ができます。

★必要最低限の知識を吸収できます…★
 本書の各2巻は、そういった現場で壁にぶつかった時に役だつように知識をまとめてあります。私たちは実務家ですから、学者のような難しい解説は不要です。そのエッセンスを教えてもらって、それを現場で活用出来ればいい。本書は『指圧治療の現場で活用できる』に視点を置いて、各章の項目も「これだけ覚えれば、まず大丈夫」と、必要最小限の内容に絞っています。ですので覚える分量が多く、学習が大変という事もないです。

★平易な文章でスラスラ理解できます…★
 現場で活用するためには、その解説は分かり易いものでなくてはダメです。言うなれば、初心者でも理解できるような言葉で書かれていなければダメなんです。本書の読者は有資格者のみならず、学生や整体師。また趣味で指圧をしている人など多様な読者を対象にしています。ですから誰にでも理解できるような平易な言葉で解説しています。ですので読み始めから、スラスラと理解しながら、最後まで読み進める事ができます。

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1.体調を良くする指圧
 指圧で安静状態を作る/指圧の押圧サイクル/指圧による安静効果/副交感性の圧で病気を治すほか/
2.全身指圧をマスター
 経絡指圧の押圧技術/指圧とマッサージの違いは/指圧の三原則/全身指圧習得のメリット/ほか
3.原始感覚と判別性感覚
 ツボにはまる圧し方とは/経絡を響かす押圧/押圧技術を確かめる…二点圧迫/原始感覚と判別性感覚/原始感覚を利用する/ほか
4.経絡の実感とトレース
 経絡を実感する/経絡をトレースする/経絡のトレースの方法/ほか
5.「経絡の実感」を使った応用技法
 二点圧迫の変形/「二点圧迫」で痛みを消す/実際の応用例…「突き指」/ほか
6.「陰陽」〜質を表す概念〜
 陰陽の文字の意味/対立概念と陰陽表/陰陽論を理解する/陰陽は程度が不明/陰陽は原因と結果/陰陽相互の関係/ほか
7.「虚実」〜量を表す概念〜
 陰陽と虚実/陰陽虚実と病人/実証体質と虚証体質/今日の体調を虚実で表す/患部の虚実/痛みの虚実/虚実の判定に迷う場合は/虚実の吟味/ほか

8.「虚実」・歪みとその実際
  西洋医学と漢方医学/歪みを正して機能を調整/虚実は凸凹/虚実の語源を紐解く/経絡の凸凹とは/虚実と弓と弦の関係/症状として現れる「実」/「虚」は隠れながら訴える
9.「補瀉」・圧の強弱を知る
  補瀉ということ/補瀉の語源は/瀉だから肘を使うはダメ/補瀉を専門的に理解する/補瀉と弓と弦の法則/補瀉の感覚…/補瀉の実際/ほか
10.陰陽両手操法
  陰陽両手操法とは/「実」の陰陽両手操法/「虚」の陰陽両手操法/両手操法の実際/肩こりを腹部で取る…/陰陽両手操法の課題/ほか
11.「経絡」その起源と増永経絡
  経絡の期限/経絡の三陰三陽/経絡の臓腑名/臓腑について/臓腑の機能/臓腑から経絡へ/古典の経絡装甲/増永経絡/経絡の症状について/経絡の歪み・一経の場合/歪みの伝搬/複数の経絡の歪み/経絡を診るには/ほか
12.「経絡」・虚実と補瀉
  治療の刺激は二種類のみ/歪みとは凸凹/治療とは歪みを平坦にする/経絡の虚実とは/虚実が生ずるとどうなる…/虚実は補瀉して治す/補瀉の強さは…/補瀉と弓と弦の関係は/「瀉」は圧す、「補」は沈む/補瀉の実際/ほか

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・総頁数: 57頁 / 79頁
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・判 型: B5判
・発行年月:2015年2月 / 5月
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