5月14日から5日間、マレーシアから指圧個人レッスンを受けるため受講生が来日しました。受講したのは、マレーシア在住のHo(ホー)さんという女性漢方家です。この方は地元のペナンと中国の北京で中医学(湯液と鍼灸)の学位を修得して、中医学の医師として治療に従事されています。今回、治療の幅を広げるために「指圧」の受講を決意したそうです。
Hoさんは指圧の経験がまったくないので、まず押圧の基本から挑戦してもらいました。言葉は英語を中心になります。あとは「漢字」です(Hoさんは中国系)。ですから黒板を使った講義も大丈夫。
ただ日中のレッスンだけでは練習の絶対量が不足します。そこで指圧サークルのメンバーに協力を依頼し、レッスン終了後に「自主練習」をしてもらいました。5日間の受講で「基本全身指圧」の操作を全てマスターしましたが順調な仕上がりです。
今回の受講の反省点としては、英語の解説に時間が掛かったこと。予定の時間内でメニューすべてを消化するのが難しかったこと。これが次回までの課題です。それには英語教材の充実や事前学習の充実化を図る必要があります。
まだまだ経験を積む必要性を痛感しつつ、とりあえず初の外国人「個人レッスン」は終了しました。Hoさんご苦労さまでした…。
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