7月30日、毎年恒例の経絡指圧・一日臨床入門セミナーを開催しました。今回は「病中病後のための指圧」というテーマで進めました。
通常指圧治療院を訪ねる利用者は比較的健康な方が多く、極端に元気がないとか衰弱した患者に遭遇すると言う事は少ないです。
しかし訪問マッサージなどをしていると、深刻な方とぶつかる事が多々あり、また自分の家族が病気になった時など、これから必要になる技術と思われます。
病気療養の指圧は通常の指圧に「腹診法」などを加え、相手の状態を見極めて行う事がポイントです。セミナーではベッドサイドで出来る簡単な腹診法を紹介し、体調の見極め方を紹介しました。その後ペアを組み、腹診をして指圧をする実習をしました。
時間の後半は参加者の発表会を行い、日頃指圧を通して感じた事などを発表してもらいました。
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